タイムカプセルを見つけようと、土や石を掘り起こす卒業生ら=福井県福井市明新小学校

 約40年前に福井県福井市明新小学校の児童たちが埋めたタイムカプセルの3回目の発掘作業がこのほど、同校敷地内で行われたが今回も発見には至らなかった。参加者は何とか見つけ出したいと気持ちを新たにし、これまでの情報を精査し新情報の提供も呼び掛ける。

 タイムカプセルは1980年度の同校開校10周年記念行事として、当時の4~6年生約600人が未来の自分に宛てた手紙などを収め、埋められた。昨年8月とことし3月に発掘したが、いずれも発見できていない。

 3回目の作業は4月29日に行われ、当時6年生だった男性からの「56豪雪の時、除雪していた先生がタイムカプセル用に掘った穴に落ちたのを見た」という情報を基に、金属探知機も導入した。

 当時4~6年生だった卒業生ら約10人が参加し、児童玄関横にある時計塔の後ろ部分を深さ1メートルほど掘ったが、カプセルは残念ながら見つからなかった。

 参加した男性は(48)は「思い当たる場所は、ほぼ掘り起こした。本来あるはずの場所に見当たらないのは不自然。うやむやにはできないので何らかの結論は出したい」と話す。自分宛ての手紙の内容を今でも覚えているという女性(50)は「今回も見つからず残念だった。みんなの気持ちがかなうといい」と発見に望みを持っている。

 参加者によると、今後はこれまでに集まった情報を精査し、新たな情報があれば、お盆に発掘作業するという。

 発掘状況はフェイスブックの「明新小学校タイムカプセルプロジェクト」のページで確認できる。

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