福井県が発行した石碑巡りガイドブック

 福井県は、幕末明治期に活躍した福井の先人や歴史にまつわる石碑が設置される39カ所を紹介するガイドブックを発行した。石碑巡りの際に持ち運びしやすいよう、A5判16ページにコンパクトにまとめた。県の担当者は「まちの至る所にある石碑に目を向けてもらい、歴史に思いをはせてほしい」と呼び掛けている。

 昨年の幕末明治福井150年博で高まった県民の関心を生かそうと初めて企画した。

 橋本左内、内田惣右衛門、高島善左衛門、内山良休、梅田雲浜らを取り上げた。福井市の県医師会館敷地内にある松平春嶽碑については、医学の振興に尽力した春嶽をたたえる内容が書かれていると説明している。

 県内全市町を網羅し、石碑ごとに解説、写真、地図を掲載。QRコードも付け、スマートフォンなどからアクセスすれば、ネットの地図と連動し石碑の位置が分かるようにした。

 石碑巡りの心得として「石碑の中には先人が眠る墓もあります。マナーを守り、先人をしのびましょう」「食べ物や花のお供えは控えましょう」などと記されている。立ち寄りスポットとして、石碑の近くにある博物館や資料館なども載せた。

 1万部発行。県内の文化施設、図書館、道の駅などで希望者に無料配布している。問い合わせは県文化振興課=電話0776(20)0572。

関連記事