バレーボール全日本男女選抜大会準決勝の第1セット、スパイクを決めるパナソニック清水邦広=丸善インテックアリーナ大阪

 バレーボールの全日本男女選抜大会で決勝に進み、Vリーグとの2冠を狙う男子のパナソニックで、大けがを乗り越え、今年に入って復帰したエースが奮闘している。福井県出身で32歳のベテラン清水邦広(福井工大福井高校出身)。JTとの準決勝を突破して2連覇へあと一歩とし「チーム力で優勝できるように頑張って戦っていきたい」と、決勝へ気合をみなぎらせた。

 準決勝では193センチの長身から、要所で矢のようなスパイクを放って計9得点。大差で2セットを連取したが「調子が上がらなかったというのもあった」(川村慎二監督)とミスが目立った第3セットで交代。チームは26―24でこのセットをものにし、清水は「いい勢いになったのでは」と語った。

 昨年2月に右前十字靱帯損傷の重傷を負った。何度も手術を受け、入院期間は数カ月にも及んだという。競技を離れていた分「楽しんでやっていきたい」と、プレーできる喜びをかみしめている。

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