白くかれんな花が観光客を楽しませている、上皇后美智子さまお手植えのウワミズザクラ=5月3日、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

 10年前の全国植樹祭で、上皇后美智子さまが福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡に植えられたウワミズザクラが、令和の幕開けに合わせたかのように開花した。4、5分咲きになった5月3日も、観光客が房状の白くかれんな花を楽しんだ。

 上皇ご夫妻は天皇、皇后両陛下時代の2009年に福井県内で開かれた全国植樹祭で、ウワミズザクラを含む6種類を1本ずつ植えられた。6本とも諏訪館橋近くに移植され、朝倉氏遺跡保存協会が管理している。

 ウワミズザクラの開花は同協会の岸田清会長(71)が1日に確認した。5日ごろに満開となる見込みで、1週間ほど見頃が続くという。岸田会長は「こんなにたくさん花を付けたのは初めてで、改元を祝っているよう。この花のように穏やかで素晴らしい時代になってほしい」と願っていた。

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