タップダンススタジオをオープンした浦上雄次さん=5月1日、福井県勝山市の越前大仏門前町

 福井県勝山市在住のタップダンサー浦上雄次さん(43)が5月2日、同市片瀬の越前大仏門前町にタップダンススタジオ「足音」をオープンした。令和時代の幕開けとともにスタートする新たな拠点で「タップダンス仲間を増やしたい。まちが活気づくような場所にできれば」と意気込んでいる。

 熊本県出身の浦上さんは、北野武監督の映画「座頭市」に出演するなどプロのタップダンサーとして活躍の幅を広げてきた。2015年から妻の実家がある福井県勝山市に拠点を移し、ライブやイベントに出演。レッスンをしたり、地元の子ども対象のワークショップを開いたりしている。

 寺の本堂で自身のタップダンスを追究する一方、勝山での活動を通じ「子どもからお年寄りまで、幅広い世代に魅力を広めたい」と市内初のスタジオ開設を決めた。昨秋、知人を通して越前大仏門前町の物件利用を申し出た。「普段はシャッター通りになっている。スタジオ開設が門前町再生の起爆剤にもなれば」との強い思いからだった。

 天井の壁を取り払うなどスタジオ仕様に改装。ペンキは浦上さんが自ら塗り、大きな鏡と照明も設置した。2階はステージやテーブル、いすを配置し、ライブ会場に仕上げた。浦上さんは「思い描くタップダンスの舞台作品をつくる」との夢を持っており、制作拠点にもしたい考えだ。

 タップダンスのレッスンは初級が火曜、初心者向けの入門は木曜、ハウスダンスは水曜のいずれも午後7時~8時半。年会費2千円、入会金3千円(オープン時は無料)、受講料は1回1500円(中学生以下千円)。ヨガ、ストリートダンスのレッスンもある。問い合わせは、足音=電話0779(89)1723。

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