都道府県教育委員会などが2017年度に実施した小中高校、特別支援学校など公立学校の教員採用試験で、競争率の全国平均が前年度より0・3ポイント減の4・9倍だったことが、文部科学省の調査で分かった。学校種別で見ると小学校が全体で3・2倍(0・3ポイント減)と低迷し、新潟県と福岡県で2倍を切った。

 受験者総数は3・3%減の16万667人で、採用者数は3・2%増の3万2985人だった。採用者数は16年度実施の試験で17年ぶりに減少したが、今回再び増加に転じた。

 ほかの学校種別の競争率は、中学校が6・8倍(0・6ポイント減)、高校が7・7倍(0・6ポイント増)、特別支援学校が3・5倍(0・3ポイント減)。

 自治体別で最も高いのは沖縄県の9・1倍で、鹿児島県8・5倍、熊本市7・5倍と続いた。最も低いのは茨城県の3・2倍で、新潟市が3・3倍だった。福井県は3・8倍。

 小学校の自治体別では、低い順に新潟県1・8倍、福岡県1・9倍、長崎県2・0倍、福井県は2・6倍だった。

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