「平成の顔」といえる著名人をモデルにした「変わり羽子板」の展示会=4月30日、福井県福井市の西武福井店

 平成の30年余りで話題になった各分野の著名人をモデルにした「変わり羽子板」で時代を振り返る展示会が4月30日、福井県福井市の西武福井店で始まった。「平成の顔」といえる俳優や歌手、スポーツ選手らをあしらった30点が並び、来場者は懐かしそうに見つめていた。5月8日まで。

 変わり羽子板は、東京都の人形メーカー「久月」が平成元(1989)年から毎年末に制作しており、県内での展示は初めて。「令和」への改元を祝おうと西武福井店が久月の協力を得て主催し、これまでに制作した中から各年1点ずつ選んだ。

 会場には新天皇、皇后両陛下(平成5年)や前天皇、皇后ご夫妻(同2年)をはじめ、構造改革を主導した小泉純一郎元首相(同13年)、「国民的アイドル」と呼ばれるAKB48(同23年)らが表情豊かに並んだ。

 スポーツ界からは、プロ野球巨人の長嶋茂雄元監督(同4年)、卓球の福原愛さんとゴルフの宮里藍さんの「Wあいちゃん」(同17年)が登場。福井市で行われた大会の陸上男子100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀選手(同29年)も目を引いている。

 新潟県新潟市から帰省中で、家族で訪れた女性(31)は「平成と同じ年齢なので、自分の育ってきた時代が一目で振り返ることができて良い機会になった」。夫(31)は、W杯日韓大会で話題になったデービッド・ベッカム選手が印象的とし「当時は中学生で、友達の間でベッカムヘアがはやっていたのを思い出した」と笑顔を見せていた。

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