福井地裁=福井県福井市

 詐欺や出資法違反の罪で幹部が起訴された投資コンサルティング会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉県千葉市)に対し、福井県大野市の高齢女性が出資金約500万円の返還などを求めた訴訟の判決言い渡しが4月26日、福井地方裁判所であった。松井雅典裁判官は原告の訴えを認め、同社に返還を命じた。

 女性は2018年9月、出資金や利息の支払いを求め提訴した。同社側は棄却を求めたが、具体的な反論を行わなかったため、原告側の主張を認めたとみなされた。

 訴状によると、女性は知人から「月3%の高い利回り」「絶対大丈夫」と勧誘を受け、17年5~7月に知人を介し3回にわたり計500万円を出資。18年5月までに同社から約30万円が支払われたが、その後支払われることはなかったなどと主張していた。

 同社はうその出資話で13年7月~17年9月、全国の会員約1万3千人から計約460億円を違法に集めたとされる。これまでに会長の銅子正人被告(41)=福井県大野市出身=が詐欺と出資法違反の罪、幹部の男女9人が出資法違反罪で起訴された。

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