福井県と福井県内17市町のふるさと納税寄付金実績

 福井県と県内17市町に全国から寄せられた「ふるさと納税寄付金」の2018年度実績がまとまった。県全体で9万6018件、総額22億574万円の寄付があった。17年度比で約2万7千件増、総額は約4億7千万円上回り、いずれも過去最高だった。ふるさと納税制度の普及啓発を進める県地域交流推進課は「県、市町とも創意工夫をしてきた成果」と分析している。

 これまでの最高は17年度の6万9191件、17億3609万円。記録的な大雪への支援は別に557件、1216万円あった。

 17市町の中で、寄付額が最も多かったのは坂井市の5億5302万円。17年度もトップだったが、さらに約1億円増えた。市企画情報課は要因について「提供事業者がコラボ商品を開発するなど返礼品を充実させたことなどが考えられる」としている。

 県への寄付額は6889万円で、17年度を約740万円上回った。県地域交流推進課は「応援したいという共感が得られるよう、寄付の使い道を示す取り組みを強化したのが要因」とみる。

 具体的には、応援したい政策や事業を選べる「プロジェクト応援型」の寄付先を8事業から12事業に拡大。クラウドファンディングによる民間の新事業創出支援に寄付を募る仕組みも新設した。同課は「これらの取り組みを続け、寄付を増やしたい。寄付をきっかけに寄付者が県内を訪れる仕掛けづくりも進めたい」としている。

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