PLANTの三ッ田勝規会長

 PLANT(本社福井県坂井市、三ッ田佳史社長)は4月26日、2019年3月中間決算(単体)の業績予想を大幅に下方修正し、純損益が36億9800万円の赤字になると明らかにした。前回予想では3億円の黒字だったが、3店舗の業績不振で31億6900万円の特別損失を計上するため。これに伴い、19年9月期通期決算業績予想も純損益を38億円の赤字に下方修正した。同社は同日の取締役会で、経営責任を取るため三ッ田勝規代表取締役会長が代表権のない取締役に降格する人事異動と、社外取締役を除く取締役9人の役員報酬を月額最大50%減額することを決めた。

 純損益が赤字となるのは、中間期としては8年ぶり。配当は中間期は予定通り1株当たり20円を維持するが、20円を見込んでいた期末は無配とした。

 不振の3店舗は淡路店(兵庫県)、斐川店(島根県)、伊賀店(三重県)。さまざまな小売店との競合などによって現時点では投資額が回収できないと判断し、各店舗の固定資産残存簿価の全額計31億6900万円を特別損失として計上する。同社は「想定通りにはいかなかった。3店の運営を見直し、利益の出る店舗に改善していく」としている。

 中間、通期とも売上高なども下方修正した。中間は売上高は433億5500万円(前回予想440億円)、営業利益は1億5300万円(同4億円)、経常利益は2億3700万円(同4億5千万円)とした。通期は売上高920億円(同950億円)、営業利益は1千万円(同5億円)、経常利益は1億円(同6億円)としている。

 三ッ田会長の異動は5月20付。役員報酬の減額は5月分から最長8カ月間となる。

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