「県内の他の大学などとの連携を強化したい」語る福井大学の上田新学長=4月22日、福井新聞社

 福井大学の新学長に就任した上田孝典氏(69)が4月22日、福井新聞社を訪れ吉田真士社長と懇談した。持続可能な態勢づくりに向け、福井県内の他の大学や政財界、自治体と連携して高等教育を強化する考えを示した。

 少子化で国立大を取り巻く環境が厳しさを増す中、「1法人が複数の大学を運営する『アンブレラ方式』の導入などを検討していく必要がある」と述べた。「国立大同士の連携による相乗効果はあまりない印象」とした上で、県内の他の大学などとの連携を強化する意向を示した。また「研究力、教育力をもう少し上げられるはず。初心に戻って地力を作っていく必要がある」と意欲を語った。

 上田氏は京都大医学部卒、1983年に同大大学院医学部研究科博士課程を修了後、福井医大(現福井大)助手となった。95年に教授となり、2003年には福井大医学部附属病院長に就任。医学部長を経て13年から理事、副学長を務めた。新学長就任は1日付。

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