記者会見する遺族の小森美登里さん(中央)ら。左は教育評論家の尾木直樹さん=22日午後、文科省

 学校でのいじめを苦に自殺した児童生徒の遺族らが22日、東京都内で記者会見し、いじめ防止対策推進法の改正に向けた与野党の勉強会で馳浩元文部科学相が示した座長案について「大切な部分が削られ(法律が)形骸化する内容だ」と猛反発した。

 与野党の勉強会は昨年末、いじめ防止対策推進法を改正し、学校や教育委員会の責務をより具体的に書き込む方向でのたたき台を作成。だが、馳氏は今年4月、学校現場の負担などに配慮して新設条文を大幅に削除する座長案を示している。

 22日の記者会見で、遺族は「教職員が学び、解決に向けた組織をつくるシステムが記されていたがカットされた」と述べた。

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