荒島第2トンネル工事の安全を願った祈願祭=4月19日、福井県大野市下山

 福井県大野市下山に整備する中部縦貫自動車道大野油坂道路「荒島第2トンネル」の掘削工事に向けて4月19日、安全祈願祭が行われた。石山志保市長ら関係者約60人が出席し、同自動車道の県内区間最長となる同トンネルの早期整備と工事の安全を願った。

 中部縦貫道は福井県福井市から長野県松本市をつなぐ高速道路。大野市街地から岐阜県境までを結ぶ大野-油坂間(全長35キロ)が未開通となっている。同トンネルは荒島岳を貫く全長4・98キロ。大野油坂区間内のトンネル10本のうち、着工は「下山トンネル」に続いて4本目で、22日から本格的に工事を開始する。

 この日は、トンネルの坑口で神事が営まれ、出席者が順に玉串をささげた。石山市長は「1日でも早い全線開通を願っている。安全第一で事故のないよう工事を進めていただきたい」とあいさつした。

 国土交通省福井河川国道事務所によると、本年度中に同トンネルに続き、和泉、川合の3トンネルの工事に取り掛かる計画。大野油坂道路の本年度の事業費は210億円計上されており、中部縦貫道の県内区間の予算としては過去最高となっている。

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