多彩な色合いのアセテートで作った眼鏡形のゴム印=福井県鯖江市水落町2丁目の小林大伸堂

 印鑑製造販売の小林大伸堂(本社福井県鯖江市水落町2丁目、小林照明社長)は、眼鏡フレームの素材と産地の加工技術を生かしたゴム印「鯖江印カン」を商品化した。色鮮やかなアセテートを使い、持ち手は眼鏡形のデザインに。小林社長は「使う楽しみがあるものが作りたかった。店舗の新規オープンなど、ギフトにも最適」とアピールしている。

 店舗やオフィスで使われる、社名などが入ったゴム印は「木製や無色のアクリル台が主流で、味気ないものがほとんど」(小林社長)。日常の作業に「わくわくできるものを」と、目を付けたのが眼鏡フレームに使われるアセテートだった。

 「アセテートは綿とパルプが原料で、環境に優しい素材。特に眼鏡用はカラフルで模様も多彩なのが魅力」と小林社長。デザインをかわいらしい眼鏡形にし、地元の加工業者が製造を担当した。1本1本模様が異なり、丈夫でしなやかな高級感のある仕上がりになった。ゴム印部分は住所や店名、ロゴなど自由にオーダーできる。

 同じ素材の小さなゴム印とセットで丸い缶に収め、商品名も「鯖江印(in)カン」とし、鯖江のものづくりへの思いを込めた。価格はゴム印大小セットで1万円(税別)。

 同社ではこれまでも、金属や宝石を使った個性的な印鑑を製作している。小林社長は「鯖江印カンは小物やデザイン文具が好きな女性、ショップオーナーらがターゲット。飲食店や靴店向けなど、業種ごとにオリジナルの形を増やしていきたい」と話していた。問い合わせは同社=電話0778(51)0628。

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