サルによる被害への注意を呼び掛けるチラシを配る警察官=京都市

 京都市内の人気観光地で2月中旬以降、野生のニホンザルのかみつき被害が30件以上相次いでいる。群れからはぐれた親子が観光客を襲ったとみられ、市や京都府警は「ここまで被害が連続するのは聞いたことがなく、異常事態だ」と警戒を強めている。

 市によると、京都市街東側に広がる山沿いで、外国人を含む約30人が被害に遭った。南禅寺や知恩院、伏見稲荷大社などでの出没が多く、今月上旬には花見客も襲われた。近づいてくる子ザルに気を取られ、直後に現れた親ザルにかみつかれるケースが多く、同じ親子ザルによる被害との見方が強い。

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