2018年秋、福井県内の神社境内で10代の少女に乱暴しようとして右手などに約3カ月のけがを負わせたとして、強制性交致傷の罪に問われた京都府八幡市、無職永野泰斗被告(22)の初公判。ツイッター投稿の検索が犯行の発端になったことが明らかになった。会員制交流サイト(SNS)が性犯罪の“温床”になっている実態が改めて裏付けられた。

 ⇒被害者の父が涙「娘は苦しんでいる」

 検察側の冒頭陳述などによると、永野被告はツイッターを使い、友人や家族に存在を隠している「裏アカウント」を検索。少女を乱暴したい男を募る趣旨の書き込みを見つけた。書き込んだ少女と「ダイレクトメッセージ(DM)」でやりとりし、この少女の友人の顔写真や住所、学校、帰宅法などの情報を得て、襲おうとしていた。

 永野被告は、襲った際に全裸の映像・写真を撮影し拡散すると言えば被害者をだまらせられるなどとする趣旨のDMも送信。カッターナイフや布テープを用意したことも伝えていた。少女も、神社の人通りが少ないことなどを永野被告に教えていたという。

 結局、当初狙った少女への犯行に失敗。被告を神社へ道案内しようと、約1キロ付き添った善意の少女が被害に遭った。

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