福井県の生徒の英語力

「使える英語」を目指し、英語でのやり取りや発表を行う生徒たち=4月、福井県福井市内の中学校

 文部科学省は4月16日、全国の公立中学・高校の生徒、英語教員の英語力を調べた2018年度英語教育実施状況調査の結果を公表した。福井県の中学3年生で「英検3級程度以上」の力がある生徒は61・2%(前年度比1・6ポイント減)、高校3年生の「英検準2級程度以上」は56%(同3・6ポイント増)となり、前年度に続いて都道府県別で最も高かった。

 英語教員は英検準1級以上か、それに相当するスコアなどを取得している割合を算出した。福井県は中学教員が58・7%(同3・5ポイント減)で全国1位。高校は91・4%(同0・1ポイント増)となり鳥取県に次いで高かった。

 全国平均は中3が42・6%、高3は40・2%で、ともに政府の到達目標50%を下回った。教員は中学が36・2%、高校は68・2%だった。

 英語の外部試験に挑んだ福井県の生徒の割合は他県と比べて高く、英語力アップに結び付いている。県教委の担当者は今回の調査結果について「現場の先生や生徒が頑張っている成果」とした上で、県立高一般入試の英検加点や、英検などの受験料を補助する制度の導入が受験者の増加につながっているとした。

 調査は18年12月に行われ、中学は都道府県と政令指定都市、高校は都道府県ごとの状況を確認。中3で英検3級相当、高3で準2級相当を取得した生徒のほか、学校の成績などを基に教員の裁量で「相当する力がある」と判断したケースも含んでいる。

関連記事