北海道小平町の水産加工会社「岸良海産興業」で外国人技能実習生として働いていたモンゴル人女性(32)が11日、実習継続を希望していたのに不当な退職で帰国を余儀なくされたとして、同社に退職取り消しと未払い賃金などの支払いを求め、札幌地裁に提訴した。

 訴状によると、女性は17年5月に来日し、ホタテの選別などに従事。同社は最低賃金未満で養殖かごの修理をさせるなどし、同僚とのトラブルを理由に昨年11月、解雇か依願退職かの選択を迫ったという。

 同社は取材に対し「女性が同僚への暴力などで職場環境を乱したため、退職を勧めた。相手方の主張は事実と異なる」などと反論した。

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