環状西線がクランク状となっている影響で、右折待ちの車で車線が滞る(右)フェニックス通り=福井県福井市文京1丁目

 福井県福井市は、同市文京1、2丁目で東西に分断されている市道環状西線の変則交差点を解消し、直接つなげる事業を検討している。現在は東進する場合、いったんフェニックス通りに合流して左折した後、約50メートル先の丁字路交差点を右折するクランク状のルートを通る必要がある。右折待ちの車が車線をふさぎ混雑の要因となっている。

 環状西線は、文京2丁目側は松原病院南側でフェニックス通りに合流。信号機がある丁字路交差点となっている。一方で約50メートル北側の文京1丁目側の合流地点は、同じく丁字路だが信号機はない。

 環状西線を文京2丁目側から1丁目側にアクセスする場合、いったん信号を左折してフェニックス通りに出た後、次は信号のない丁字路を右折する必要がある。この際、右折待ちの車が片側2車線のうち右側の車線をふさぐことになり、通りを直進したい車は後ろで待つか左側に車線変更しなければならないため、しばしば通行が滞っている。

 県が文京1丁目側を流れる底喰川の改修を進めており、環状西線が川をまたいでいることから、県の工事に合わせて変則交差点の解消を目指す市の計画が2018年春に浮上した。地元住民への説明や県などとの調整はこれからで、どういうルートでつなげるかも白紙状態。

 協議がまとまれば基本設計、実施設計を行い、用地買収する。着工から完成まで少なくとも4、5年はかかるとみられる。

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