福井県知事選で初当選を果たし今後の抱負を語る杉本達治氏=4月7日、福井県福井市の福井新聞社

 ―西川氏に対する思いは。

 「大先輩であり、尊敬している。こういった形になり、個人的には申し訳ないと思うところもあるが、自分の思いなどが県民に受け入れられたと考えている」

 ―北陸新幹線の敦賀開業まであと4年。まちづくりは待ったなしになっている。

 「現在、県は高速交通開通アクション・プログラムに基づき、ハード面の整備などを進めている。それは継続してやっていきたい。ただ、ほかの事業を含めてだが、これまでの事業については全てチェックする。走りながら、追加すべき事業があればしっかり実施して4年後に備えたい」

 ―その後、敦賀から新大阪延伸に向けた考えは。

 「目標は敦賀開業の翌日から(新大阪に向けた)工事が続いていくことだ。そのためにはまず財源の問題を解決しないといけない。15年とされる工期の短縮も図らないといけない。地元の自治体の意見を国側に申し上げる機会はあると思うので、財源確保や工法などを提案していきたい」

 ―敦賀開業後の並行在来線の運営についてはどう取り組んでいくのか。

 「財政的な負担があることは分かっている。ただ朝夕のラッシュ時の増便をしたり、駅を増やしたりするなど、今までできなかったことができるようになる。沿線の皆さんと話をしながら、前向きに進めていきたい」

 ―原発使用済み燃料の中間貯蔵施設の問題にはどう取り組むのか。

 「原子力政策については、県民の皆さんの安全を最優先に取り組んでいく。また、放射性廃棄物などは県外で処理するという現行の方針を継承していきたい」

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