淡い光を放つ1200個のライトと桜並木によって桜色に染まる足羽川河畔=4月6日夜、福井県福井市の幸橋南詰

 福井県福井市のふくい桜まつりのライトアップ催しが4月6日夜、足羽川の幸橋南詰河川敷で行われた。1200個のLEDに紙製のランプシェードをかぶせる趣向で、一帯は桜色の灯りが60メートルに渡って広がり、幻想的な空間となった。

 「みんなでつくる桜のあかりプロジェクト」と銘打ち初めて企画された。サクラの形をした手作りのランプシェードは、市内の幼稚園や介護施設の協力を得て持ち寄られ、会場でも花見客が制作してLEDに取り付けた。

 午後6時半を過ぎると、灯りがほんのりと桜色に染まり、花見客は満開となった桜並木のライトアップと合わせ、光の帯にうっとりと見入っていた。同市旭小6年の男児は「本物のサクラと同じくらい、すてき」と笑顔だった。ランプシェードに夢や願い事を書いて色づけした子どもたちが、自身の“作品”を探して記念撮影する姿も見られた。

 プロジェクトを監修したライティングデザイナーの長町志穂さんは「大勢の家族連れが訪れてくれた。市民の手でつくるサクラで彩るダイナミックな風景は、まちの魅力を高めてくれる」と話していた。

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