福井県知事選に立候補している(左から)金元幸枝氏、杉本達治氏、西川一誠氏

 福井県知事選と福井県議会選挙の投開票日が4月7日に迫り、各陣営は投票率の行方に注目している。一騎打ちだった2015年の前回知事選は、過去最低の48・59%。今回は16年ぶりに3人が立候補していることもあり、期日前投票は前回の約3倍の伸びとなっている。「投票率は上がり60%前後では」と推測する陣営が多い。

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 3人が立候補した03年知事選の投票率は72・18%。それ以降、投票率は60%を切り、15年は50%を割り込み戦後最低となった。

 今回の知事選は保守分裂選挙となり、全国的にも注目度が高い。投票率については、立候補している3候補の陣営の見方は似通っている。

 金元幸枝候補の陣営は、数字は分からないとしながら「熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げている。前回より間違いなく上がる」とする一方で、「昨年末から自民党の内部対立を見せられ、県民不在の選挙をやっているとの印象を持つ有権者も多いのではないか」と懸念材料を口にする。

 「58、59%ではないか。本音は60%を超えてほしいが…」と話すのは杉本達治候補の陣営幹部。本紙世論調査で、知事選に「関心がある」とした有権者の割合が8割近くあったことに期待し、「政治離れが進んでいるようだが、一票を投じることで生活が変わったと実感できる政治が必要」と強調した。

 西川一誠候補の陣営は「16年前は今回以上に盛り上がっていたが、今の有権者は政治に冷めており、60%ぐらいか」と推測する。その上で「各候補それぞれの政策をよく聞いてほしい。若者を含め一人一人に投票するよう訴えている。投票することで政治は変わることを理解してほしい」と呼びかけた。

 期日前投票は順調に伸びている。告示翌日の3月22日から同31日まで10日間の投票者数は3万2988人。前回の同期間と比べ約2・7倍となっている。

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