テーマ「春夏秋冬」を発表する坂本市長(左から2人目)ら=4月5日、福井県坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館

 福井県坂井市と丸岡文化財団は4月5日、第27回日本一短い手紙一筆啓上賞のテーマを「春夏秋冬(はるなつあきふゆ)」と発表した。同市一筆啓上日本一短い手紙の館で会見した財団の田中典夫理事長は「好きな季節、嫌いな季節、忘れられない季節がそれぞれあると思う。私たちの心を動かしてくれる手紙が寄せられるのではないか」と話した。10月11日まで作品を募る。

 テーマは選考委員らの意見を聴いた上で、市と財団が決めた。会見では、坂本憲男市長がテーマを発表し「一筆啓上賞を通して手紙文化の大切さを全国に発信したい。多くの皆さんの応募をお待ちしています」と呼び掛けた。

 テーマについて財団は「親しみがあり、子どもから年配の方まで書きやすいものを考慮した」と説明。春夏秋冬を訓読みにした理由は「小さい子どもにも、より分かりやすくしたかった」とした。

 選考委員は、福井市在住の作家宮下奈都さん、シンガー・ソングライターの小室等さん、詩人の佐々木幹郎さん、俳人、エッセイストの夏井いつきさん、住友グループ広報委員会事務局長の平野竜一郎さんの5人が務める。

 募集するのは40字以内の手紙形式の作品で、応募資格は問わないが未発表作に限る。応募数に制限はなく、封書1通につき1作品とする。大賞5点をはじめ計155の賞を予定している。応募先は〒910―0298、坂井市丸岡町 一筆啓上賞「春夏秋冬」係。問い合わせは丸岡文化財団=電話0776(67)5100。

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