「新聞版ハッカソン」で紙面作りに使用する専用の組版端末=福井新聞社

 福井県内の高校生と連携して多彩な企画に挑戦する「若者2・0プロジェクト」の第2弾として福井新聞社は、高校生がチームで取材から紙面の編集まで一連の新聞づくりに挑み、紙面の出来栄えを競い合う「新聞版ハッカソン」を展開する。4~6月、7~8月の2回にわたって実施。第1シリーズの参加者を4月19日まで募集している。

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 21日午後1時からは福井新聞社で「新聞って、こうつくる講座」を開き、記者が取材の仕方や記事の書き方などを指導。学校の枠を超えた4人前後のチームを編成し、編集会議を開いて具体的な取材テーマを決める。

 各チームによる実際の取材では、例えば、なりたい職業やあこがれの人に話を聞いたり、気になる店に行ってシェフやオーナーらにインタビューしたりする。福井新聞の記者やデスクがアドバイザーとなり、チームごとに取材に関する相談や助言をする。

 各チームは5月中に取材や写真撮影を行い、原稿を執筆。記事、写真など紙面を構成する素材をそろえた上で、6月9日に福井新聞社に集合。紙面の編集を担うメディア整理部の記者から新聞製作に関する要点を聞いた後、普段の新聞制作に用いる専用の組版端末を使い、整理記者とともに1ページの紙面を組み上げる。

 ハッカソンの第2シリーズは7~8月に開き、同じような流れで取材から紙面編集までを行う。優秀賞に輝いた紙面は、8月28日に創刊120周年を迎える福井新聞の特集紙面での掲載を予定している。

 新聞づくりは、伝える力や表現力を養うのに役立つ取り組みで、今回の企画は学校の枠を超えた高校生同士の交流の場を設けるとともに、キャリア教育も含め若者が社会に関心を持ち、発信力をつけてもらう狙い。

 福井新聞社は、創刊120周年記念の取り組みとして「若者2・0プロジェクト」を展開。新聞版ハッカソンは、高校生と福井新聞のカメラマンがSNS上で写真の出来を競う「インスタバトル 高校生vs新聞社」に続く第2弾となる。

 問い合わせは福井新聞みんなの新聞部電話0776(57)5122。

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