シイタケ採りを楽しむ園児たち=4月4日、福井県越前町下河原

 シイタケの原木栽培を行っている福井県越前町下河原の姉崎椎茸園で4月4日、近くの園児が収穫を体験した。原木には肉厚で濃厚な香りを放つ“大物”がたくさん育っており、子どもたちは歓声を上げながら、もぎ取っていた。

 同園はシイタケ栽培歴約50年の姉崎敏明さん(70)、裕美子さん(67)夫妻が営んでいる。この日はたいら保育園の3歳児14人が訪れた。

 2万平方メートルのほだ場には、長さ1メートルのコナラの木約2万5千本が並ぶ。園児たちは裕美子さんから「軸を持ってひねるように」とアドバイスを受け、早速、収穫開始。「大きいのあった」とはしゃぎながら、自分の手よりも大きいシイタケをもぎ取っていた。

 シイタケの収穫は最盛期を迎えており、夫妻で1日に約500キロ採るという。自然の力を生かすことで、うま味や香りが増す原木栽培。敏明さんは「今年は暖冬の影響で量は少なめだが質は文句なし」と話していた。

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