ユーチューバーのカズさん=福井県福井市内の事務所

 私たちは政治とどう向き合っていくのか。各界で活躍する福井ゆかりの著名人らに選挙や政治への考え方を聞く。今回の相手は福井県福井市在住のユーチューバー、カズさん。

 -政治って興味ありますか?

 あると言ったらありますけど、ないに等しいですね。住んでる人が住みやすくっていうのが政治のやるべきこと。でも福井は“高齢者と保守の国”だから、マニフェストもそっち向けの内容になっちゃう。そうしないと当選しないから、分かるんだけど、でもそんなんだったら興味ないかなって。

 投票にも行ったことがないんです。興味のある人がいない、というか普通に生きていて全然情報が届いてこなくて、人となりが分からない。あと個人的に選挙カーでの呼び掛けがどうかなって思う。音声で脳に焼き付けて1票を投じてもらう心理的な仕掛けに感じちゃって。そんな1票になんの価値があるんだろうって。

 -では立候補したいという人はどんなPRをしたらいいですか?

 僕はSNS(会員制交流サイト)側の人。ツイッターとかSNS上で僕らの耳に届いてくるぐらい、にぎやかな人がいるんだったら、それはPRがうまいってこと。僕ら若者の耳に届いてくるってことは、全国にも発信できる力がある。福井県のことを外にも内にも発信できる。そんな人がいるんだったら投票に行きたいですよね。この人面白いなって。だけど僕らの耳に届いてこないってことは若者に対しての発信が下手なんだと思う。

 -昨年2月の大雪では動画で福井の現状を伝えて寄付を募ったり、こども食堂を訪れて交流や寄付をしたりしてますよね。

 みんなが楽しければいい。僕は利便性を追い求めた動画が多いので、それが生活のヒントになったらいいなって。こども食堂に行ったのは、困っている子どもがいたら助けてあげたいっていう思いの延長線。優しい気持ちを持ってるけど、支援する手段が分からない人がいっぱいいる。大雪の義援金も子ども食堂への寄付も、その手段だけ教えられたらって動画を作りました。

関連記事