【ゆるパブ】平均寿命49歳の国に学ぶ生き方

ゆるパブメンバーのちばです。11年前、プロ野球独立リーグの福井ミラクルエレファンツに所属していた時、チームメイトにジンバブエ出身のシェパード・シバンダという選手がいました。彼は弱冠22歳で日本に来ましたが、彼が生まれたジンバブエは2008年当時平均寿命が49.34歳。そんな国出身の彼が幸福度日本一で平均寿命6位(2015年)の福井県に来た。当時の彼はすでに寿命の約半分を生きていましたが、その彼が僕にたくさんのことを教えてくれました。

その教えてくれたことから気づいたことを今日はお届けしたいと思います。

■目的と手段の履き違え

まず目的と手段の話。その二つをわけて考えることって簡単そうですが、日常生活をみてみると意外とこの二つを間違えてしまう時ってあると思うのです。例えばアルバイトをしている人がいるとします。アルバイトのほとんどは「労働することで対価である賃金を得ること」が目的です。それなのに「アルバイト先の誰々さんが嫌だ」「あいつといると毎日が嫌になる」「人間関係が苦しい」などと段々と“アルバイト先の人間関係を良好にすること”が目的になってしまいます。もちろん良好な人間関係の中で働くことは理想ですが、本来の目的である「賃金を得ること」が崩れなければ、人間関係なんてどうだってよくなります。賃金を得ることが目的なら、他のアルバイトに変えたってよいわけだし、賃金さえ得られれば目的は達成されるのだからその手段は考えればたくさんあります。逆も同じで「アルバイトをすることで人脈を増やす」ことが目的であるなら、賃金の変動はさほど気にならないはずなのに「これだけやっているのに時給があがらない」と不満がでたりします。

こうやって「目的」がだんだんと薄れたり変化することで、注目するものも変わる。それで苦しくなることって日常生活ではたくさんあります。

■なぜそれをするのか?

マーケティングコンサルタントで『WHYからはじめよ』(日本経済新聞出版社)の著者、サイモン・シネックはAppleと他社の戦略の違いは「なぜそれを売るのか?」という目的が違うと言います。Appleは“世界を変えるため”にiPhoneというデバイスを作りました。逆に他社はデバイスを先に作り“それを売るため”に宣伝しました。“世界を変えること”が目的であるAppleと、“利益を得るため”という目的のためにデバイスという手段を全面に出した他社は、後に大きな利益の差を生みました。

なぜ、それをするのか?これを人に置き換えてみると“人生の目的”もみえてきます。

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