右田孝宣社長(右)に付きっ切りで教えを受けながら「小浜よっぱらいサバ」をさばく新入社員=4月2日、福井県小浜市田烏のSABAR鯖街道小浜田烏店

 福井県小浜市と連携するサバ料理専門店展開の鯖や(本社大阪府豊中市)は4月2日、新ブランドサバ「小浜よっぱらいサバ」を養殖している福井県小浜市田烏で入社式を行った。新入社員8人は同社で取り扱うサバの生産現場を間近で見学し、取れたてをさばいて社会への船出を飾った。

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 同社はサバ料理専門の飲食店を、同市田烏を含む国内外19カ所で展開。右田孝宣社長(44)が「自然あふれる産地を体感し、感動する経験が必ず現場で生きる」と、初めて同市で入社式を行った。

 新入社員は田烏沖合のいけすで、元気に泳ぐよっぱらいサバと対面。入社後に取り扱う食材とあって興味深そうに、青緑色の魚体に見入っていた。

 続いて同社が出店した「SABAR鯖街道小浜田烏店」に移り、いけすから揚げたばかりのサバの三枚おろしに挑戦。右田社長から包丁の角度や手順を教わりながら、鮮度が高くて身の締まったサバに苦闘していた。

 新入社員の男性(19)は「生産現場を見学できたのは、いい経験。泳いでいる姿は、かわいかった」。別の新入社員の男性(19)は「よっぱらいサバのように、身を引き締めて頑張りたい」と、社会人としての自覚を新たにしていた。

 このほか、生のサバと冷凍サバの食べ比べや、へしこの蔵を見学。福井県若狭町の熊川宿では、鯖街道の歴史を学んだ。

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