中部縦貫自動車道

 国土交通省が3月29日発表した2019年度予算配分で、中部縦貫自動車道の大野油坂道路(全長35キロ)に事業費210億円が計上された。当初予算ベースでは前年度比47億円増で、中部縦貫道の福井県内区間の予算としては過去最高。複数のトンネル掘削工事などが本格化する。

 内訳は、大野―大野東間(5・5キロ)に主に用地取得のため13億円を配分。大野東-和泉間(14キロ)は118億5千万円で、県内区間最長となる荒島第2トンネルの掘削や、九頭竜川に架ける橋などの工事を進める。和泉-油坂間(15・5キロ)は78億5千万円で、複数のトンネル工事を行う。

 福井県高規格道路推進課によると、大野油坂道路の総事業費は1510億円。建設促進福井県協議会が23年春の北陸新幹線敦賀開業に合わせた開通を実現するよう国に求めている。実現には19~22年度の4年間で1095億円、年間300億円程度の予算が必要になる。

 また国交省は、17年に開通している永平寺大野道路(全長26・4キロ)にも事業費2億円を計上。現場の撤去といった残工事を行う。

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