5月19日に閉店する松木屋エルパ店=4月1日、福井県福井市のエルパ

 音楽CD販売や音楽教室を手掛ける松木屋(本社福井県福井市日之出5丁目、諸治郁子社長)が、CD販売事業から撤退することが4月1日分かった。唯一のCD販売店だったエルパ店(福井市)を5月19日に閉店する。同社では事業終了の理由について、インターネットで音楽データを受信しながら再生するストリーミングや楽曲のダウンロードで音楽を聴く人が増える中、CD販売市場の縮小が原因と説明している。

 諸治社長は取材に「福井の方々に長年支えていただき、事業継続してきたが、世の中の環境も踏まえて、こうした判断に至った」と述べた。

 2009年までは「松木屋みゅうじかん」(同市日之出5丁目)でもCD販売を行っていたが、現在はエルパ店のみ。松木屋は1927年創業。レコードや音楽CD販売では県内トップの事業規模を誇っていたが、次第に主力のCD販売が低迷し、2008年に楽器最大手のヤマハの連結子会社となっている。

 松木屋エルパ店の閉店について、エルパを運営する協同組合福井ショッピングモールは、替わりとなるテナントを探している最中とし「比較的大きな店舗なので、早急に見つけたい」と話している。

関連記事