新元号「令和」の書

 2人寄り添えば「令和」―。福井県福井市の堀部和宏さん(42)、令さん(38)夫妻は、名前の文字を合わせると新元号になる。2人は「新元号に込められた思いのように、心を寄せ合い助け合っていきたい」と笑顔を浮かべた。

 新元号を知り、真っ先に思い浮かんだのは「自分たちの漢字が使われている」。友人や同僚から次々とLINE(ライン)でメッセージが寄せられたという。新元号に愛着が湧いたという2人は「予想外で驚いたけれど光栄なこと。いい名前を付けてくれた親に感謝したい」と口をそろえる。

 「子どもたちが元気に成長してほしい」「悲しい事件が減って明るい時代になってほしい」と新時代に期待する。和宏さんは「令が上ということで、奥さんの尻に敷かれるのかな」とも。令さんは「主人を立てられるようにします」と笑顔で語り掛けた。

 一方、福井大学大学院生の大西伶和(りょうわ)さん(24)=福井県敦賀市=は新元号を聞き「自分の名前とそっくり」と思った。名付け親は父(50)。音楽をたしなむ人を意味する「伶人(れいじん)」の「伶」に、平和を大切してほしいとの願いを込め「和」を組み合わせた。

 普段、パソコンで自分の名前を「れいわ」と打ち込む。今後、就職活動を本格化させるとあって「採用担当者と名前で話が盛り上がれば」と期待。「エンジニアとして新たな時代の役に立ちたい」と話した。

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