通算入館者数が1千万人を突破し、くす玉を割って喜ぶ子どもたち=3月31日、福井県勝山市の県立恐竜博物館

 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)で3月31日、通算入館者数が1千万人を突破し、記念セレモニーが行われた。来館した子どもたちがくす玉を割り、関係者とともに大台突破を祝った。

 2000年7月の開館以来、年度ごとの入館者数はほぼ右肩上がりで増え、18年8カ月で1千万人を達成した。発掘調査でフクイラプトル、フクイサウルスなど、新種の恐竜化石が発見されたことや展示内容の充実ぶりが各種メディアで取り上げられ、全国的に知名度が高まったことが来館者増の要因。15年3月の北陸新幹線金沢開業も相乗効果を生んだ。

 さらに18年度の入館者数は前日の30日、過去最高だった15年度の93万1422人を更新した。館内で行われたセレモニーは二重の喜びに包まれ、竹内利寿館長は「皆さんと一緒にお祝いしたい」とあいさつ。大勢の親子連れらが見守る中、県公式恐竜キャラクター「ラプト」などと一緒に子どもたちがくす玉を割り、大きな拍手が起きた。

 入館者に記念の卓上カレンダーが配られたほか、小学生以下にはオリジナル恐竜シール、携帯番号に「1000」が入っている人には恐竜3Dポストカードがプレゼントされた。

 家族と訪れた兵庫県宝塚市の少年は「恐竜化石を見たくて2日連続で来た。記念すべき日に当たってうれしい」と喜んだ。竹内館長は「次の目標は単年度の入館者数100万人。東京五輪・パラリンピックがある20年度に達成できれば」と話していた。

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