「日本を再び世界に誇れる国にしたい」と話す小原涼さん=福井新聞社

 私たちは政治とどう向き合っていくのか。各界で活躍する福井ゆかりの著名人らに選挙や政治への考え方を聞く。今回の相手は福井県福井市出身で高校在学時に会社を立ち上げた起業家の小原涼さん(18)。

 ―小学生で起業を志したのは、どんな思いからですか?

 僕のビジョンが「22世紀をクリエイト」なんですよ。上海の経済成長の中にいたときに日本は置いてかれているなぁって感じました。「失われた20年」って呼ばれる20年しか知らない僕らからしたら、日本は過去の栄光にしがみついて現状で満足しちゃってる。22世紀になったら、そもそも日本って忘れられているんじゃないかって思って、そこを再び世界に誇れる国にしたいというのがあります。

⇒村本大輔さん「議論が民主主義を成熟させる」

 ―日本を変えるなら、政治には興味はないんですか?

 すごいあります。将来的に出馬したいなと思ってて。仮想国家を設計するとしたらどんな国家がいいだろうとか、小学生の時に友達と話してました。ただ、被選挙権を持てる25歳までに何をするかというと、ひたすら勉強するしかない。じゃあ逆に、もっと経験をいっぱい積んだ方がいいんじゃないかって。夢って高校生とかに聞くと未来のことを答えるけれど、僕は今からやっていきたいから。

 ―政治よりビジネスの方が世界を変える力がある?

 地球上のほとんどの国が資本主義なので、その中で何かを変えたいなら、資産があればいろいろできることがあるんですよね。例えば、教育に取り組みたいといって僕が先生になったところで、変えられる人は限られている。もっと世界規模で変えようとするなら、それではらちが明かない。今、グーグルとかアマゾンみたいなおっきい会社が、国を超えて力を持っているじゃないですか。

 だから、今の時代だったら国のトップになるんじゃなくて、おっきい会社のトップになって、会社の中でもトップになる。スタートアップ事業として全然誰も目を付けない隙間の分野に入って、上場とかM&Aして資産をつくりつつ、それを繰り返して、今で言うグーグルとかアマゾンのような企業にならないと、僕の人生足りない。

 より多くの人が自分が挑戦したいことに挑戦できる環境に、地球がなっていかないといけない。それを実現するからには、人生100年しかないんだから、やっぱり短いスパンで資産をつくって、経済的に影響力を持たないと。101歳まで生きて、22世紀を見て死にたいって思ってます。

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