【ワシントン共同】トランプ米大統領が2月の米朝首脳会談で金正恩朝鮮労働党委員長に突き付けた「非核化の定義」に関する文書を巡り、ロイター通信は29日、強硬派ボルトン大統領補佐官が主導したとの見方を示した。核放棄を先行させた「リビア方式」と同じ内容を改めて主張したといえ、北朝鮮の反発を招いたとみられる。

 リビア方式はボルトン氏が訴えてきた核廃棄のモデル。リビアは米英との交渉の末、核放棄を実現したが、最終的に最高指導者だったカダフィ大佐が反体制派に殺害された。体制保証を最重視する北朝鮮は同じような運命をたどることを恐れ、強く拒絶してきた。

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