豊酒造が出資を募る低アルコール発泡性日本酒=福井県鯖江市の同酒造

 あなたも日本酒新商品プロデュースを―。気軽に飲める低アルコール発泡性日本酒の新商品を開発している豊酒造(福井県鯖江市)は、福井新聞社などによる福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で原材料費などの資金募集を始めた。出資者は辛口、甘口の2タイプの試作品を試飲した上で、新商品を決める投票ができる。商品名やラベルデザインのアイデアも応募できる。

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 新商品は同酒造の杜氏、佐々木克宗さん(32)が3年がかりで開発を進めてきた。

 福井県産の酒米「五百万石」を100%使用。同酒造が持つ甘酒の高温糖化技術を組み合わせることで、短期間での醸造に成功した。瓶内で2次発酵を進めて天然のガスを封じ込め、微炭酸の味わいにする。アルコール度数は5~6%に抑えた。

 出資は4月24日まで受け付けており、目標額は20万円。5千円以上の出資者に試作品を配送する。試作品はドライ味とスイート味があり、出資者の投票によって商品の味を決める。商品名や、180ミリリットルのガラス製とっくり瓶に適したラベルデザインも出資者から募る。

 佐々木さんは「ジュースのように気軽に味わえる商品を目指した。試飲で感じた意見もぜひ寄せてほしい」と話している。

 他にも出資金額に応じて商品の返礼があり、8月予定の完成お披露目会に参加できるコースもある。問い合わせは同酒造=電話0778(62)1013。

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