遺族らが開いた追悼式で、雪崩事故で犠牲になった息子の宏祐さんへ語り掛ける佐藤政充さん=26日午前、栃木県那須町

 2017年3月、栃木県那須町で登山講習中の県立大田原高山岳部員ら8人が死亡した雪崩事故から2年を前に、遺族が26日、現場近くの展望台で追悼式を開いた。高1だった佐藤宏祐さん=当時(16)=を亡くした父政充さん(49)は「最愛のわが子がこんな山の中で雪に埋もれて息を引き取るなんて、かわいそうでなりません」と声を震わせた。

 遺族の一部には、事故の再発防止策などを巡り、県教育委員会と意見の隔たりがあり、今年初めて、独自に追悼式を開くことを決めた。

 県教委などは事故から2年の27日に追悼式を開く。

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