福井県内外で好評のいちほまれ。Aコープやしろ店でもコンスタントに売れ続けているという=3月22日、福井県福井市渕2丁目の同店

 福井の新ブランド米「いちほまれ」の本格販売が始まって3月23日で半年となった。販売予定数量のうち、これまでに6割超の約1700トンを出荷。全国でブランド米の販売競争が激化している中、テレビCM効果などで知名度は徐々に高まっており、関係者は「販売は想定以上のペースで順調」と手応えを感じている。

 ■出荷抑制も

 福井県内380の生産者が計約3千トンを生産し、生産者の自家消費分やPR用を除いた約2600トンが販売用として集荷された。県内は昨年9月23日、県外は同29日に発売。県と県JAグループでつくる「ふくいブランド米推進協議会」によると、販売店舗数は全国で約820店舗に上った。店頭での販売価格は試験販売した2017年産より若干安くなったものの、全国の数あるブランド米の中でもトップクラスの価格を維持しているという。

 県内流通分としては約1100トンを用意。これまでに8割を超える約900トンを出荷した。発売日には各店舗前に行列ができ、新米を待ちわびた消費者でにぎわった。

 県内の米穀店やスーパーに卸している福井県米穀(福井市)の担当者は「発売当初からすごい勢いで売れて、出荷を抑える時もあった。徐々にペースは落ち着いたものの、予想を上回るペース。コシヒカリから切り替えた消費者が一定数いるのではないか」と話している。Aコープやしろ店(同市)の副店長も「コンスタントに売れ続けている。こんなにコメが売れることはなかった」と驚く。

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