投資コンサルティング会社「テキシアジャパンホールディングス」が入っていたビル=千葉県千葉市(画像の一部を加工しています)

 投資コンサルティング会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)を巡る詐欺事件で、同社は全国に10拠点を置き、福井地区で最も多い約141億円の出資金を4006人から集めたとみられることが3月20日までに、関係者への取材で分かった。愛知県弁護士会は同日、無料電話相談を受け付け、全国から出資金の返還などを求める58件の相談が寄せられた。

 同社は全国の会員約1万3千人から計約460億円を集めたとされる。拠点は福井のほか、神戸、岡山、愛媛、高知、大阪、名古屋、仙台、関東、北海道にあり、関係者によると、福井地区に続いて名古屋地区約80億円(2988人)、関東地区約63億円(1460人)、仙台地区約41億円(1214人)、高知地区約38億円(865人)の順に出資額が多かった。

 愛知県弁護士会による無料電話相談「テキシアジャパン被害110番」は弁護士約20人態勢で対応、58件の相談が寄せられた。福井県内からはなかったが、近隣の石川、滋賀、岐阜から各3件あった。多かったのは愛知19件、岡山と東京が各5件など。相談に応じた弁護士らは、実態解明や集団提訴に向けた被害対策弁護団の結成も検討している。

 事件を巡っては愛知、岡山両県警が2月、高配当を得られるとうその説明をして出資を募り、現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで、テキシア社会長銅子(どうこ)正人容疑者(41)=福井県大野市出身=ら幹部の男女10人を逮捕した。

 県内では、高齢女性が昨年9月、同社に貸した約500万円の返還を求めて福井地裁に提訴している。

 愛知県警によると、福井県内の契約者数は愛知県に次いで2番目に多いという。

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