試合形式の練習でグラウンドの感触を確かめる啓新ナイン=甲子園球場

 選抜高校野球大会(3月23日開幕・甲子園球場)に出場する啓新ナインは20日、甲子園練習を行った。快晴の下、守備、打撃練習で30分間汗を流し、春夏通じて初の「聖地」の雰囲気を感じ取った。穴水芳喜主将は「チームの調子はよい。本番は守備からリズムをつくり、攻めていきたい」と初戦に闘志を燃やした。

 練習開始のサイレンが鳴り、穴水主将の「いくぞ」のかけ声がかかると、ナインは待ちわびたように守備位置まで全力疾走。守備練習では外野陣はフライの捕球、内野陣はゴロの弾み方を確認した。二塁手の幸鉢悠樹は「これほど広い球場は初めて。音がよく響いて独特の雰囲気だった。思ったより球が跳ねなかった。感覚を覚えておきたい」と話した。

 その後、無死一、二塁など場面を想定し内外野の連係を確かめた。植松照智監督は「この練習をしにきた。本番でのイメージが湧き、雰囲気が引き締まった」と手応えをつかんだ様子。投手陣3人はマウンドの感触を入念に確認。エース安積航大は「(土が)柔らかくて投げやすい。本番は自信を持ってやりたい」と気合十分だった。

 啓新は大会第5日の27日、第3試合(午後2時開始予定)で関東王者の桐蔭学園(神奈川)と対戦する。

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