日本リーグのHC名古屋に復帰するGK家城千香選手(中央)=2018年9月14日、福井県永平寺町の北陸電力福井体育館

 2018年秋の福井国体ハンドボール競技で福井県成年女子チームのGKを務めた家城(やしろ)千香さん(34)=福井市=が19年4月、7年ぶりに古巣の日本リーグのHC名古屋に復帰する。国体チームメートの元日本代表らに刺激を受けて決心。全盛期と比べ体力は落ちたが経験を武器に「勝利に貢献したい」と闘志を燃やしている。

 福井市の明倫中、福井商高から茨城大をへて06年から7年間、HC名古屋でプレーした。シューターとの1対1の場面で存在感を発揮。09―10年シーズンには7メートルスロー34本中16本を止め、リーグ阻止率1位となった。

 福井国体のため福井に帰ったのは14年。国体チームの母体となった福井市のクラブチーム「JJギャング」に加入。福井市灯明寺中教員などを務め、部活で生徒を指導する傍ら、自身も練習。福井国体で5位に入る原動力となった。

 「もう一度挑戦したい」。決意のきっかけはチームメートで元日本代表の石立真悠子選手(32)と毛利久美選手(34)の存在。2人が国内外で得た技術を教わり「個人としても成長を実感でき、これまでとは違った楽しさを味わえた」。再び国内最高峰リーグに踏み出す勇気を2人からもらったという。

 国体を目指す中で、実業団と多く実戦経験を積み「昔のようなフィジカルが戻ってきた」ことも自信になった。昨年12月にトライアウトを受けて合格。選手兼コーチとして4月からチームに合流する。

 HC名古屋では最年長になるが、不安はない。自分が若い選手たちを引っ張っていく―。9月のリーグ開幕に向け、気持ちを高ぶらせている。

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