子どもたちに泳ぎ方を指導する金藤さん=3月17日、福井県おおい町フィットネスセンター「アクアマリン」

 2016年リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートル平泳ぎ金メダルの金藤理絵さん(30)を講師に招いた特別授業が3月17日、福井県おおい町フィットネスセンター「アクアマリン」で開かれた。金藤さんは金メダリストの泳ぎを披露しながら、子どもたちに挑戦し続けることの大切さを説いた。

 金藤さんは広島県出身。2008年の北京五輪に出場したほか、2016年のリオ五輪では女子200メートル平泳ぎで、日本勢24年ぶりの金メダルに輝くなど、数々の実績を残して昨年3月に引退した。

 子どもを対象とした特別授業には、若狭地方の児童から高校生40人が参加。金藤さんは子どもたちと一緒にプールに入り、クロールや平泳ぎの基礎を細かく指導した。

 平泳ぎの指導では「アルファベットのVをイメージして腕を水中から水面に挙げてみて」などと模範泳法を示しながら、アドバイスしていた。

 最後は実演で100メートルを平泳ぎし、子どもたちは世界レベルの泳ぎをしっかりと目に焼き付けていた。金藤さんは子どもたちに「速く泳ぐには素直になること。そして、できなくてもいいから挑戦することが大事。諦めずに頑張って」とエールを送っていた。

 今月末に全国JOCジュニア五輪杯春季大会に出場する大飯中2年の男子生徒は「Vの字をイメージして泳ぐことなど、フォームがとても勉強になった」と話していた。

 この日は子どものほか、大人を対象とした特別授業も行われた。

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