福井にゆかりのある武将や犠牲になった農民らの供養を行った追悼会=3月17日、福井県坂井市丸岡町の称念寺

 福井ゆかりの戦国武将・明智光秀が主人公の大河ドラマが2020年に放映されるのに向け、福井県の坂井、福井市内の有志でつくる一般社団法人「福井戦国武将の会」は3月17日、坂井市丸岡町の称念寺で「戦国時代越前地区犠牲者追悼会」を開いた。光秀のみならず、農民や下級家臣など、動乱期に福井で最期を遂げた犠牲者約6万人を追悼した。

 同会は昨年9月に発足し、現在22人の会員がいる。設立記念として光秀が美濃の明智城落城で越前に逃れ、僧を頼って妻子とともに訪問し、20代後半から妻子とともに住んだとされる同寺での追悼式を企画した。

 式には同会や新田公奉賛会の会員ら約30人が出席。読経が響く中、参列者は静かに手を合わせた。

 代表社員の男性(89)は「ドラマの放映に向け、県内にある戦国武将ゆかりの地を巡るツアーなども開催し、盛り上げていきたい」と話していた。

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