2)花巻空港駅(JR東北本線)

いわて花巻空港が近いことからJR東北本線の二枚橋駅を1988年に改称して花巻空港駅とした。しかし、近いとは言っても空港の敷地、それも滑走路の北端周辺まで歩いて10分ほどの距離にある。

空港利用者にとって必要なのは空港ターミナルビルに近いことなのに、歩けば4km近く、時間にして45分はかかる。羽田空港、成田空港、新千歳空港、福岡空港の最寄り駅を連想したらとんでもないことになる。

幸いバスの便があり、駅前から乗車すれば7分程度で到着できる。とは言え、大きな荷物を持った空港利用者が、わざわざこの駅で降りて、バスに乗り換えるだろうか? 盛岡駅前からスタートするなら、花巻空港駅を経由するとはいえ、直通バスを通しで利用したほうが便利に決まっている。遠くて残念な駅と言わざるをえないだろう。

距離と坂道がキツイ

3)松原湖駅(JR小海線)

信州のリゾート地のひとつである松原湖。その名を冠した駅があるのなら利用してみたいところだが、はなはだ不便なロケーションにある。

歩けば2km以上、それも上り坂が続きへとへとになる。バス停は駅前から坂を上った先にあり、これも楽ではない。

どうしても小海線を利用したいなら、隣の小海駅まで行って、そこからバスに乗るのが正解であろう。

4)黒部宇奈月温泉駅(北陸新幹線)

宇奈月温泉をアピールしたいために黒部宇奈月温泉駅としたのだが、歩ける距離ではない。

下車後、隣接する富山地方鉄道の新黒部駅からさらに電車で30分、特急でも約20分かかるのである。富山地鉄の連絡駅を新黒部としたのは、終点の宇奈月温泉駅と紛らわしいからだ。

不慣れな人が富山駅から富山地鉄に乗れば、黒部宇奈月温泉駅で間違えて降りてウロウロしそうだからと思われる。

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