ぼんぼり作りに挑戦する生徒=2月28日、福井県福井市の明倫中学校

 福井県福井市の足羽川堤防の桜並木をぼんぼりの明かりで照らすイベント「足羽川ぼんぼり物語」の準備が進んでいる。2月28日には福井市立明倫中学校でぼんぼりの製作が行われた。生徒は「たのしみは」で始まる橘曙覧の短歌「独楽吟」に思いを込め、歌をしたためた和紙をぼんぼりに丁寧に貼っていった。3月30日に取り付ける。

 地元の有志グループ「足羽川ぼんぼり物語実行委員会」が企画。1年生234人が3人1組で一つのぼんぼり作りに取り組み、約80個を完成させた。

 「たのしみは テニスの試合でスマッシュを 相手のコートに決められたとき」と詠んだ女子生徒(13)は「毎年ぼんぼりを見に行っていたので、ついに自分の番だなという感じ。一人一人の歌をじっくり見てほしい」と話していた。

 福井市立光陽中学校の生徒が作ったものと合わせ、幸橋から九十九橋までの足羽川左岸堤防沿いに約120個を設置する予定。

 足羽川ぼんぼり物語は3月30日から4月14日まで。

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 実行委員会は足羽川堤防に設ける花見桟敷「桜床」を飾る陣幕の製作費と傷んだぼんぼりの補修費合わせて50万円を、福井県に特化したクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で3月26日まで募集している。

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