140個のダイヤモンドがフレームを飾る「ラインアート」10周年記念モデル=3月11日、福井県鯖江市のシャルマン本社

 眼鏡枠企画製造販売のシャルマン(本社福井県鯖江市川去町、宮地正雄社長)は3月11日、自社ブランド「ラインアートシャルマン」の誕生10周年を記念し、140個のダイヤモンドがフレームを飾るアニバーサリーモデルを発表した。今月から全国の百貨店や取扱店でキャンペーンを展開する。

 ラインアートは、同社が開発した新素材「エクセレンスチタン」とレーザー接合技術を用いて完成させた高級フレームで、2009年に発売した。しなやかなテンプル(つる)が特長で、「まるで掛けていないような軽さと、フィット感がある掛け心地」(宮地社長)という。これまでに世界で260万本以上を売り上げている。

 10周年の目玉は、チタンの塊から削り出したフロントに、大阪のジュエリー工房の職人が140個計5カラットのダイヤを敷き詰めた記念モデル。価格は税別550万円で完全受注生産。このほか、ヨロイ部分にダイヤとプラチナでスイレンの花をかたどったり、カラーストーンを配したりした記念モデル(レディス4種、メンズ1種)を発売する。

 記念企画としてラインアートをイメージした楽曲や、開発ストーリーなどを紹介したブックレットを制作。同社ホームページで近く公開する。

 鯖江市の本社で記者発表した宮地社長は「発売当初、デフレ時代に高付加価値のフレームは売れないと言われたが、世界的にもメジャーなブランドに成長した」と振り返り、「次の10年へ、これまでと違うラインアートを考えている。新たなデザインと価値を提供していきたい」と話していた。

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