銅鏡チョコ作りを楽しむ参加者=3月9日、福井県福井市立郷土歴史博物館

 福井県福井市内で出土した古墳時代の銅鏡「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」をかたどったチョコレートを作るワークショップが3月9日、同市立郷土歴史博物館で開かれた。ホワイトデーを前に、県内外の参加者がレプリカ製作用の型を活用した精巧な銅鏡チョコを完成させた。

 同館で展示している三角縁神獣鏡は2000年、市内の花野谷1号墳で出土した。学芸員の発案で12年から始まった銅鏡チョコ作りは年々人気を集め、今年は8、9日の計4回に定員の3倍超の83組が応募。福井発のワークショップは、奈良や兵庫、神奈川など全国各地にも広まっている。

 9日午前の部には6組13人が参加した。シリコン型に、湯せんで溶かしたチョコ300グラムを流し込み、冷蔵庫で30分ほど冷却。慎重に型から外すと、神や獣、文字など銅鏡の文様が現れた。表面に金や銀のパールパウダーを塗って完成。石川県金沢市から参加した男性(38)は「テレビで銅鏡チョコを知ってから、1年越しで参加がかなった。きれいにできたので、お世話になった人に贈りたい」と話していた。

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