福井県は3月8日、坂井市のパン店が同2~5日に製造したパンを食べた男女46人が下痢などの症状を訴え、このうち4人が食中毒と診断されたと発表した。県は8日、食中毒多発注意報を発令し、調理時の十分な手洗いや加熱、器具の消毒の徹底を呼び掛けている。

 4人のうち30代男性が入院したが既に退院、30~40代の女性3人も回復してきている。県は食品衛生法に基づき、同店を10日までの3日間、営業停止処分とした。

 県医薬食品・衛生課によると、坂井市内の医療機関から6日に坂井健康福祉センターに通報があった。共通食がパンしかなく、有症者と調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことなどから、同店のパンが原因の食中毒と断定した。

 坂井市内では6日にもノロウイルスによる食中毒発生が判明しており、県は多発注意報を発令した。期間は21日までの2週間。
 

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