「三角地帯」の再開発に関する議案を了承した福井市都市計画審議会=3月6日、福井県福井市役所

 福井県福井市のJR福井駅西口の中央大通りと福井駅前電車通りに挟まれた「三角地帯」の再開発で、福井市都市計画審議会(都計審)が3月6日、市役所で開かれた。ユアーズホテルフクイ一帯の駅前電車通り北地区A街区にホテルやマンションなど、西端の通称「丸の内」区域に当たる同B街区に医療・福祉施設などを整備する計画の関連4議案を了承し、東村新一市長に答申した。県都計審の審議も経て、年度内に都市計画決定される見通し。

 審議したのは、区域や用途を定める「第1種市街地再開発事業」、歩道拡幅や広場設置を盛り込んだ「地区計画」の市決定2議案と、建物の高さの規制緩和など優遇措置を設ける「都市再生特別地区」、車道廃止に伴う「都市計画道路の変更」の県決定2議案。会長の野嶋慎二福井大学教授ら委員11人が出席した。

 再開発事業の区域は計約1・9ヘクタール。A街区は建築面積約5千平方メートル(延べ面積約6万7千平方メートル)で商業施設やオフィス、ホテル、マンション、駐車場を設ける。B街区は建築面積約980平方メートル(同約4400平方メートル)で商業施設と住宅、医療・福祉施設を用途に定める。

 A街区には東端に約500平方メートル、西端に約400平方メートルの広場を設ける。電車通り沿いは歩道をA街区で2メートル、B街区で1メートル拡幅する。

 県決定2議案は、今回の審議も踏まえ、8日の県都計審に諮られる。都市再生特別地区に関する国の同意を得て、県と市がそれぞれ告示して都市計画決定する。決定後は、地権者の準備組合が事業計画の認可を申請できるようになり、計画の具体化に向けた環境が整う。

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