福井県福井市に寄付されたランドセル。必要とする家庭に譲渡する=福井市役所別館2階の子ども福祉課

 寄付されたランドセルは色の種類も豊富で、市役所別館2階の子ども福祉課を子連れで訪れる家庭も目立った。新入学を控えた子どもたちは、目を輝かせながらお気に入りを選び、背負ったままうれしそうに持ち帰る姿もあったという。

 ■「もったいない」

 多くのランドセルを仲介できた一方、全体的に状態が良好であるにもかかわらず提供できないと判断したケースがあった。錠前が壊れている、表面に引っかいたような傷がある、内側が汚れているなど、一部に限った破損や傷みが理由だ。

 市子ども福祉課はこの状況を「もったいない」と考え、19年度はランドセルを修繕するための寄付を募ることにした。新年度予算案に寄付金を財源とした子どもの生活応援事業(31万円)を盛り込み、想定額の浄財が寄せられれば約30個に対応できるという。

 ランドセルの募集も再開を予定しているが、児童が快適に利用できるよう考慮。▽A4判のファイルが入る現在主流のサイズ▽今春に小学校を卒業する児童が使っていたもの-などと限定して受け付ける方針だ。

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