福井県知事選、福井県議選に向け、CEPTのメンバー(奥)が卒業式を終えた高校3年生に投票を呼び掛けた=3月1日、福井市の羽水高校

 4月7日投開票の福井県知事選、福井県議選に向け、若者の投票率向上を図ろうと、県内の大学生らでつくる「福井県明るい選挙推進青年活動隊(CEPT=セプト)」は3月1日、福井市の羽水高校で卒業式を終えた3年生に1票の大切さを訴えた。進学で県外に引っ越す生徒も多く、不在者投票制度の利用も呼び掛けた。

 CEPTの小野渓太さん(福井県立大学2年)ら5人が、「きみのミライを決めにいこっさ!」と書かれた横断幕を持って登壇した。3年1組の42人に向け、「これからの福井を動かしていくのは皆さん。声や要望を県政に届けてほしい。選挙権を持って最初の選挙に行くことでその後も続けて投票に行くようになる」と訴えた。

 さらに「投票日に用事があっても期日前投票できるので大丈夫」と話し、ショッピングセンターや大学でも投票できることを説明した。

 2017年の衆院選で県内の18歳の投票率は50・69%、19歳は29・08%で大きな開きがあった。親元に住民票を残したまま進学や就職で県外に引っ越し、不在者投票制度を利用しなかったケースが多かったとみられる。

 このため、この日の活動で選挙人名簿登録地の市町選管に郵送する不在者投票宣誓書・請求書も配り、福井に帰省しなくても投票できることを説明した。県選管はこの日までに県立、私立高校の全3年生に宣誓書・請求書を配った。

 卒業後、県内の大学に進学する男子生徒(18)は「投票には行くつもり。高齢者のことばかりでなく、若者のことも考えてくれる候補者に1票を入れたい」。県外の大学に進む女子生徒(18)は「説明を聞いて不在者投票制度のことが分かったので、制度を使って投票しようと思う」と話していた。

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